2014年02月27日

パーマークが見えますか?

この一言から始まった。

「香港には2種類のオイカワが居るそうです。」

去年の9月、日本からの貴賓ナマジさんからの情報。
その話に飛びついたのがMaboさん、Lefty Hさんにボク。

この日の釣行がメインストーリーとなるのだけど、
実は3人で雲を掴むような情報を頼りに試行錯誤した
プロローグの方もハンパなく楽しかった。

そして釣行。

「春が来た」感で一杯の朝に香港入り。
Lefty Hさんの案内でポイントへ向かう。

まずは現場の雰囲気でも見てもらうか。

サラダ川

サラダ川

サラダ川

川幅は狭く、フルキャストしたら対岸の岩にルアーがメリ込んじゃうかも。
水はガブ飲みできそうなほど綺麗だ。
大都市香港にこんなスポットが残ってたんだな。

タックル
これが今日のタックルとルアーケース。

メタニウムXGが過労で入院の必要がある為、
今回はスピンニングタックル。
ロッドはバスワンR 260UL-2
リールがアルテグラアドバンス 1000S

「レンジバイブじゃなくて、ルアーケース???」

って思ったかも知れないが、
レンジバイブを置いたのはサイズ比較の為。

タックル
隣のケースをパカッっと開いたら、ホラね。

このケースに6個も詰め込めるほど、極小ルアーを用意したんだ。
過去の無駄遣いがよぎるラインナップさ。

Uoウグイングスピナー2
そのなかで最も小さいUoウグイングスピナー2をセレクト。

過去にバス釣りで使用履歴があるのは
少々気まずいかな。

キャスト前に現場を再確認。

カエル
おや、足元にはカエルのカップルが。

バレンタイン程度で毒ガス混入イオンを撒き散らす、
アノ2人に見つかったら、速攻で引き剥がされるだろうな。

「どうでも良いから、さっさと釣りを始めんかい!」

と、2人に激を飛ばされそうなのだが、
実はこの段階で諦めていた。

目の前に見えうるターゲットがどうにも小さい。
Lefty Hさんに使用してるフライを見せてもらったが、
そのまま飲み込んでも、
次の日には何事もなく下から出てきそうなほどの物。
これでも大きいと言う。

だったらルアーなんて無理じゃない。

こんな事もある程度は予測してたんで、
今日は撮影等のホスト役に徹しますか。

Lefty Hさん
早速、Lefty Hさんが釣った模様。

Lefty Hさん
ひぃ〜、華麗過ぎるぞ。

ダメモトだけど、ボクも可能性のありそうなところで遊んでみよう。
流れの強そうなポイントを適当に流す。

アレ、当たったよ。

Zacco platypus
な、なんと釣れたジャン!!!

ヒットから抜きあげるまで、
ホンの何秒かの間、ありえないくらいドキドキした。

これが香港のオイカワ。
どうです、パーマークが見えますか?

ボクは中途半端な田舎で育ったので、
こんな綺麗な魚を手にするのは初めて。

凄く嬉しい!

もう、今日はお腹一杯です。
なんで、Lefty Hさんの釣りを追いかけよう。
(Lefty Hさんの釣果及び感想はLefty Hama's in actionを読んでね)

Lefty Hさん
流れの強い小場所でもアタックしてくる。

2人で上流へ向かい流してく。
ボクはチャンスがありそうな所を見つけたらキャスト。
ルアーはスピンウォーク

えっ、また当たった?

Parazacco spilurus
香港チャブも釣れた!

なんと、この釣行で2種類の香港オイカワに会えるとは。
(この種類についてはプロローグと共に後日補足説明します)

そして約3時間の釣行を終えた。

Lefty Hさんと何度も硬い握手をした。
コノ場に居なかったMaboさんにも
その思いが届けと。

そして、遠い日本に居るナマジさんにも。

写真集
posted by 村田貴紀 AD 14.02.27 | Comment(6) | TrackBack(0) | 香港釣行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 おはようございます。

 なかなか楽しそうなことになってますね。
 こちらはシーバスそろそろシーズンインなのに天気と仕事と良い条件の日がうまく会わずに歯がゆい思いをしています。

 香港オイカワたしかにオイカワ系のパーマークついてますね。ちょっと日本のオイカワより顔がデカめか?カワムツは良くルアーにも食ってきますがオイカワはあまりルアーで釣れた話は聞きません。
 やはりところ変わればで性格もちょっと違うようですね。

 香港チャブは色は違うけど日本のカワムツに雰囲気と顔が似ています。
 ロケーションも綺麗でGWの香港釣行が楽しみです。
Posted by ナマジ at 2014年03月01日 08:53
おぉ! ナマジさんだ!! 前回来港された時のナマジさんの『香港オイカワ』というお話から始まって、やっと出会えた魚たち。 サイズは小さいけれど得たものは大きかったと自分は思います。ゴールデンウィーク、ぜひまたお話を伺わせて下さい!
Posted by Mabo at 2014年03月01日 11:06
ナマジさん
この川には禁漁期間はないのですが、
チョッと変わったローカルルールみたいなのもあって、
ネタ的にも面白いと思います。
オイカワは産卵時に派手な婚姻色になるみたいですね。
更に美しい魚体を拝みたいものです。
Posted by 村田貴紀 at 2014年03月01日 15:10
Maboさん
小さいけれど、釣りの楽しさや充実感は
他の魚と変わらないと、ボクもそう思いました。
Maboさんのチャブ情報がなければ
此処に到達しなかったと思います。
感謝ッス!
Posted by 村田貴紀 at 2014年03月01日 15:13
いやーキレイな場所ですね。これは日本で行っていた九頭竜川とちょっと似ていて癒されますね。いっつもお世辞にもキレイと言えないところで釣りしていると、心が洗われるようです。それにしてもカエルまでチョメチョメしてるとは..ムキーッ!
Posted by 大陸 at 2014年03月04日 22:19
大陸さん
ここも良く見るとゴミとか捨ててあったりするんですよ。
政府の手も少々入っているし。
生活廃水も流れる。

でも、山からの湧き水が豊富だと思われる為、
この環境をギリで保ってる感じです。
大事にしたいですね。
Posted by 村田貴紀 at 2014年03月05日 00:43
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