カレンダーを5月3日まで戻してくれ。
この日は中国もゴールデンウィーク。
そして、日本も。
この連休を利用して、日本からナマジさんが来る。
久しぶりの再会だ。
前回来たのが去年の9月。
その時の釣行は
を読んでくれたまえ。
コレを読んで頂くと判ると思うけど、
前回で目的は達成してるんだ。
だから、ボクはもうハマジさんと会えないと思っていた。
もう香港に来る理由なんてないだろうって。
じゃあ、ナンでまた?
ソノ答えの前に
昼から乗り込んだ女囚川から始めよう。
まぁ、この日は暑かった。
この日はナマジさん以外にも
FBでメッセージを頂いたローカルフライマンのフィリップ君とも
この場で待ち合わせていた。
現場に着いたとき、流れ込みの所にフライマンが居た。
お互いが決めた待ち合わせ時間から相当早かった為、
どちらも声をかけづらかったんだね。
一応、近くまで行ってニヤニヤしてたんだけど、
ネットリした笑顔が逆に警戒させちゃったみたい。
上記の写真を拡大すると、フライマンが写ってた。
後日、確認したら、やっぱり彼がフィリップ君だったようだ。
ごめんよ。
次回は自信をもって声をかけるから。
これだけ暑いとターポンが海から来ているかと思ったが、
ルアーへの反応はまるでなし。
お気に入りのポイントは水牛が先に陣取ってた。
この調子じゃ、夕方までクララの反応も悪いだろう。
先は長い。
横になって時間を潰した。
眼が覚めたら4時を過ぎていた。
そろそろナマジさんが来る。
つ〜か、此処で待ち合わせオッケイなんて、
どんだけ香港になじんでるんだ、ナマジさんは。
下流に下ってくとナマジさんが居た。
再会の挨拶に握手。
キャストしながら情報交換。
今回のスケジュールだとクララは今日限り。
ならば、なんとしても今日中に釣ってもらわなくては。
現場や潮加減は十分に把握できていた。
チャンスはある。
が、先にボクが釣ってしまった。
でも、今日は活性がソコソコ高い。
まだまだチャンスはある。
しかし、ナマジさんのファーストヒットはハロワンだった。
徐々に暗くなってくる空。
クララゲームの面白さは
なんと言っても目に見えるバイト。
暗くて視界が利かなきゃ面白さも半減だ。
と思っていたら、
会心の捕食音。
うぉ〜!間違いなくクララがヒット。
さて、此処からが一仕事。
確実にキャッチしなきゃなりません。
幸い上顎にルアーが掛かってるので、
比較的掴み易い。
ふぅ、無事に捕獲できました。
ナマジさんは続投。
しかし、もう一度ヒットさせるも
途中でゴミに化ける「クララあるある」を味わう。
もう、ナニからナニまでクララ釣りを知ったんだろうな。
そう思えるボクも同じだろう。
だから、クララ釣りから少し離れようと思った。
既に暗くなっていたが、
ボクのヤリたい事はハッキリ見えていた。
この後は香港のSUZUKIさんも合流し一緒に食事。
話題の焦点は明日からの釣りだ。
前回、ナマジさんが来られた時、
小さな置き土産を頂いた。
しかし、そのお土産は
ボク達の情熱を糧に大きく成長した。
舞台は整ってる。
ボクは袖から応援することしかできないが、
きっと今回も目的を達成して、
香港を後にするだろう。
そして、あの日から10日が過ぎた。
後日談は当然ボクも知ってるんだが、
それはリンク先のナマジさんから聞いて欲しい。
冒頭の答えも此処にある。
また会えるかな?
きっと会えると思う。
水はドコまでも繋がってるからサ。
ナマジさんの遠征シリーズも完成しましたね。読み応えのある物語。私たちもその物語に出演させてもらったクモの巣に掛かった釣り人。
これからも進んで行けそうです。
国境際。。。凄すぎです!
読み応えありましたね。
しかし、本来ソルティのはまさんが
こんなにノッてくれるなんて。
この地はなかなか奥が深い。
進むべき道は果てしなく楽しいです。
このポイントはまさに国境際なんですよ。
釣りをしてる場所は香港ですが、
背景の高層ビルは中国深センなんです。
当然、歩いて行ける距離なんですが、
97年に元イギリス領の香港が中国に返還されたといえ、
未だに中国と香港間はパスポートが要るんです。
なので、このまま進むと国境警察のお世話になるかと。
ですが、その先には誰も手が出せない未知の領域があるんです。
ここで釣りをしてると、
時々、なんとも言えない不思議な気持ちになります。
釣りを知らなかったらこんな所に来る機会はないです。
そんなボクは幸せです。
私は結構書くのが好きなほうで、書きながら追体験したりして楽しめました。ちょっと寝不足にはなりましたが。
水はどこまでもつながっているし、ネットでこうやって手軽につながれる時代。なかなか面白いです。
村田さん、僕の蜘蛛の巣にナンポウオオクチナマズの情報が引っ掛かってきました。中国での種苗生産状況の簡単な紹介程度ですが、「ナマズ−田んぼの生きものたち−」という本が出ててそこに載ってます。1冊贈りますので後でメールでご住所教えて下さい。
でわ
顛末記(香港オイカワ編)の執筆、お疲れ様でした!
お土産で買われた魚の缶詰ですが、
昔からある定番商品ですね。
お味の方ですが・・・食べてからのお楽しみって事で。
南方大口鯰ですか!?
当然、興味深々です。
ありがとうございます!メールします。
最後の、水はドコまでも繋がっている。
当たり前だけど、想像しにくい、最高の言葉です。
ナマジさんのオイカワもいいですね!
大陸と日本、同じだけどどこか違うような魚、ロマンを感じます。
日本から色んな人が、香港に釣りに行くのは、村田さんが深セン市にいたからだと思います。香港にアフリカンクララがいたなんて知りませんでしたし、高校生ごときが1人で海外なんて、思いつかなかったでしょう。
その点、大きな影響を受けてます(そして、感謝してます!)
今は本当に、「水はドコまでも繋がっている」気がします!
長文、失礼しました。
ここは特別な場所です。
大半の香港人も死ぬまで立ち寄ることはないでしょう。
世界にはもっと大きな魚は居ますし、
もっと自然を感じる所がありますが、
ここもある意味オンリーワンです。
必ず記憶に残る釣りができると思います。