まだまだ暑い華南地区。
今日は国境際に2人のゲストを招いた。
午後の3時半にFBで知り合ったHSさんと最寄の駅で合流。
異国の地でもネットのおかげで、
共通の目的を持った人に気軽に知り合える便利な時代ッスな。
HSさんはコレまでルアーで魚を釣った経験がないとの事。
できればドップリとハマって欲しい。
ならば今日は手ぶらで帰ってもらう訳にいかねぇ〜な。
デビュー戦の舞台はおなじみ国境際の女囚川。
決して外面の良い環境じゃないんだが、
魚影の濃さにテンションをあげてもらえるんじゃなかろうか。
と思っていたら実績ポイントには原型を僅かに残した犬の水死体が。
なかなかの手洗い歓迎ブリだよ。
イヤ〜なポイントから逃げると、今度は水牛がポイントを荒らす。
しかし、今日はやたらとタイワンドジョウの姿が目立つ。
クララの時合いまではもう暫く掛かりそうなので、
とりあえずはコレを狙う。
中州の対岸ギリギリに落とすと同時に出た。
HSさんにもでた!
HSさんは魚や虫に触るのが苦手だったようだけど、イキナリのタイワンドジョウのブツ持ち。
日が暮れてきた頃、ykaさんが到着。
そして、クララの時合いが始まる。
予想以上の数が200m位の範囲で固まってる。
水深もベスト。
3人で攻めまくった。
ハッ!!!壁際の巨人を捉えたゼ。
サイズは70cm級。
小さいけど調査兵団の先輩としての面子が保てた。
この後、予想以上に潮が引き、
クララは対岸へ移動。
それをボク達も追っかけた。
完全に日が落ちた後、ykaさんが見慣れない魚を持ってきた。
なんだコリャ?奇行種じゃねぇの???
スピンテールを食ってきたそうだ。
サイズは45〜50cm位だったろうか、相当引いたらしい。
(家に帰って香港人の友人に聞いたら【ケンヒー】という魚と判明)
同じ頃、HSさんはクララをヒットさせるも、フックを伸ばされて無念のバラし。
本当に楽しい時間はあっという間に過ぎ、
この魚がボク達にとり、この日最後の魚になった。
リュックに残っていた麦茶を飲み干す。
ああ、この味とこの感覚、昔と変わらないなぁ。
タイワンドジョウは日本にいるのと同じ種類ですか?
まだまだ未知の魚種に出会える可能性のあるポイントですねぇ!
ケンヒーのリンク先の料理方法情報なども小ネタとしてとても楽しめました。
自分の知らない魚についてまた一つ知ることができた喜びを堪能しました。多謝!
いや〜、今回はホスト役としては零点ッス。
一緒に来てくれた友に釣って欲しかった。
ボクの修行が足りませぬ。
タイワンドジョウは日本と同じと思うのですが、
コレに付いては此処にコメントを頂いてるナマジさんが、
面白いレポートを書いてます。
http://outdoor.geocities.jp/namazerpenn/sakana/namae4.htm
あわせて読んでみてください。
面白いですよ!
ケンヒーの缶詰はロングセラー商品で、
昔から中国で愛されてるようです。
ボクが中国に来た18年前から内陸の地でも売ってました。
缶詰のデザインも昔から同じです。
色々調べてみたのですが、
この女囚川の餌釣り師はケンヒーをよく釣ってます。
実はボクも過去にスレ掛かりさせた事がありました。
スレという事もありますが、ハンパなパワーじゃなかったです。
http://blog.rebass.jp/user/sz_bass/sz_bass/27107.html
ラインが切られそうになり、川に飛び込んだのは
後にも先にもこの時だけでした。