車や電車に乗ってる時に
流れる風景に混じって、湖や河川が飛び込む。
ああ、こんな所で釣りをしたい。
ナニが釣れるか、全然判らない。
でも、想像するだけでワクワクするよな。
今回はこんな田舎町に足を運んだ。
6月に入って、暑さが一層増した感じ。
珍しく青空が広がり、日差しが痛いほど。
そして、今まで想像だけで慰めていたポイントが目の前にある。
高速道路を走ってると、度々目にするだろう。
街と街の間に存在する郊外の小規模河川だ。
ふわぁ〜、メッチャ癒されるワ。
決して、綺麗な河川じゃないんだけど、
ずっと、ずっと、こんな所で釣りがヤリたかったんだよ。
しかも、ルアーフィッシングのターゲットがいる。
もう、ニヤケっぱなしジャン。
今回案内してくれたのはローカルのリーさん。
20年前からこの辺りの事を知ってるんだって。
心強いったら、ありゃしない。
リーさんとケーキさん、そしてボクの3人パーティ。
この日の狙いはカワアカメ。
チョッと聞きなれない魚でしょ?
アカメって付いてるから、バラマンディ的な魚を想像しちゃいそうだけど、
コイ科の魚で、チョッとボラに似てるかな。
当然、コレまで釣った経験なし。
写真では見た事あるケドね。
もう、見合い写真じゃ我慢できん。
早く実物に会いたいゼ!
で、初物はリーさんでした。
コレがカワアカメ。
お〜、確かに目が赤いな。
ボクの方は明確なヒットすらないので、
リトリーブスピードやレンジを
見ヨウ見マネで、リーさんに合わせる。
リーさん曰く、フェザーフックが効果的なんだと。
これは女囚川でもお馴染みのカワイワシじゃな。
ケーキさんはジルテラピアやカワイワシを上げていた。
ボクは大苦戦。
この頃、大きなボイルが目の前で発生。
一瞬だがシルバーの魚体が見えた。
なんだろ?
アレはカワアカメのサイズじゃない。
もっと、大きなナニかが。
リーさんに聞いてみよう。
丁度、カワアカメを釣ったリーさんにボイル報告。
「そりゃ、イエローチークだね。」
え、マジで!?
詳しく聞くと、リーさんも過去に2度、イエローチークを釣ってるんだと。
しかも、その内の1匹はメーター超え。
次回は強めのタックルも持ってこなきゃ。
まだ、なんにも釣れてないけどサ。
お昼過ぎに少しポイントを移動する事に。
歩きながら撃っていると、原付に乗った地元民に注意された。
「悪いねぇ〜、ここで釣りはダメなんだよ。」
ソコはさっきまで釣っていたポイントから100mも離れてない場所。
途中で網などの仕切りもない。
以前は釣りも可能だったが、
この場の権利を持ってる人が代わったので、今はダメらしい。
ここは釣りして良い場所。
写真の奥に見える橋の辺りは釣り禁止。
自然の河川でも禁止区域があったり、
可能でも料金が必要だったりする。
そろそろ昼食時だったし、暑すぎなので、
終了って流になった。
ケーキさんもリーさんもタックルを片付けて、車で待ってるって言う。
ボウズのボクに気を使ってくれ、適当に遊んでくれと。
じゃあ、ラン&ガンしながら車に向かうか。
今日は縁がなかったんだろう。
と、思ってた時にロッドが曲がる。
おおお〜、最終ラウンドでキタか!
やった、カワアカメだ。
良く見ると白眼全部が赤いんじゃなくて、
少しだけ赤と言うか、オレンジ。
非力なカワイワシに似たところもあるが、コイツは見た目よりパワーがあるぞ。
リリース後、満面の笑みでリーさんとケーキさんの待つ車へ向かう。
その笑みには沢山の意味があったんだけど、
どれだけ伝わったかな。
タグ:カワアカメ
写真からのイメージだと、体の後ろ後半はカワイワシに似ているような気もしますが、体つきがゴツくてたくましい。何かつながりあるのかなぁ。
んー、学名見る限りちがうのかな。
岸から見るレベルだと、カワイワシと判別がつきません。
なので、ルアーに追ってきてるのが、どちらか判んないです。
上からのシルエットは激似w
ただし、パワーは格段に違います。
ジャンプはしませんが、良いファイトを楽しめますよ。
マカオでも釣れるそうです。
ポイントを確認中ですので、是非フライでも挑んでください。
しかもイエローチークまでいるとは…
たまりませんね〜(>_<)
イエローチークはなんとしても釣り上げたいですね。
色々な場所を教えてもらってますが、
結構いるみたいで、「今年こそ」って思ってます。