2017年10月01日

Fin-ch CANARIA68ML ベイトロッド インプレ

9月にFin-chからリリースされた【CANARIA68ML】を使ってみた。

このロッド、Fin-chからリリースされる2本目のロッドなんだが、
最初のCANARIA48が、遊び要素の強いアイテムだったのに対し、
この68MLは釣りとしての本気度が違うらしい。

ロッドのコンセプトが
「1本だけ持っていくならどれを持っていく?」
と言う。

ボクのような、ターゲットやフィールドに節操がなく、
荷物を増やしたり、用意するのを横着に思うアングラーにとり、
「1本だけ」ってのは永遠の課題なんだよ。

そんなワガママなアングラーの要求をこのロッドが満たせるのか?
その辺りを主軸にインプレしてみましょ。

その1、携帯性。
そう、このCANARIA68MLは4ピースのパックロッド。
だから携帯性は問題なし。

永遠のペーパードライバーなボクにはワンピースって、ありえないのよ。
で、海外の事情に当てると、ワンピースの電車やバスなどへの持ち込みが
禁止されてる国もあるんだ。

アフリカンクララ
香港のアフリカンクララは携帯性と、操作性が肝。

真ん中セパレートタイプの2ピースなら、持ち込みはオッケイなんだけど、
欲を言えば、出張先やちょっとした出先でも釣りがしたい時、
ロッドを携帯してる事は周りに隠したい。
ならば4ピースがありがたいって訳。

最近のアジアは共有自転車が普及されてきてるから、
自転車でのポイント探しにも携帯性の高さは有利に働くね。

ボクの場合、日本への一時帰国や飛行機を利用した出張等にも
ロッドを持っていきたいタイプ。
スーツケースに収まらないロッドはバズーカに入れて預けるしかない。

前にもブログで書いたけど、バズーカとスーツケースは
空港カウンターで流れるベルトコンベアーの種類が違うから、
荷物受け取りで、バズーカが出てこないトラブルもありえる。
(詳しくは「カンターベルト」、「直線ベルト」)で調べてね)
ならばスーツケースに入れちゃえば安心でしょ。

CANARIA68ML
ボクの小型スーツケースなら機内持ち込みだって可能。

その2、スペック。
携帯性に優れたロッドは多々ある。
だけど、機能的に劣っていたら意味がない。
CANARIA68MLはどうだろう。

まず、ロッドの長さが6フィート8インチ。(2m7cm)
全てのシチュエーションに完璧マッチするとは言えないが、
ルアーロッドとしては扱いやすい長さって言って良いだろう。

扱えるルアーウエイトが3〜30gと幅が広い。
ボクは下は2gから上は20gまでしか試してないんだけどね。
個人的な感想だと、6〜15gが使ってて一番気持ちいかなと。

ファーストテーパーなんで、ペンシルのドッグウォークが映える。
いい感じで、ロッドがペンシルの前進を吸収し、しつこくネチれる。
ベイトエギングとかも良いんじゃないかな。

ガイドのサイズが絶妙で、糸の絡みが殆ど無い。
ってかボクは1度もない。
夜に使用することも多いから、これは助かる。
あと、何故かFin-chの商品紹介には記述されてないのだが、
全てのガイドはFUJI製だ。

CANARIA68ML

 品番内径
1(TOP)LGST42.20mm
2KTSG42.20mm
3KTSG42.20mm
4KTSG42.20mm
5KTSG4.52.50mm
6KTSG53.00mm
7KTSG5.53.50mm
8PKWSG85.40mm
9PKWSG107.04mm
10PKWSG128.27mm
Fin-chに問い合わせて、ガイドサイズを教えてもらった。
内径は自分で調べたから、違ってるかも。(Fuji参照)

前述と矛盾するのだが、ディープクランクのような
引き抵抗の強いルアーを巻いてても引き重りしない。

どう言う事なんだろう?

セクションごとに考えられたカーボン巻きにその秘密があるらしい。
企業秘密だろうが、死ぬ直前で良いので、それを教えてほしい。

ナンヨウチヌ
ディープクランクでチヌを。

アクションがMLなんで、パワー不足の心配があった。
だけど、バラマンディの70upでも十分イケる。
流石に主導権争いはシーソーゲームになっちゃたケド。

バラマンディ
コレ、測ってないけど80有ったんじゃないかな。

チャイロマルハタ
状況的にパワーファイトが必要なハードロックフィッシュもイケた。

常識の範囲で言うなら、陸から狙えるターゲットは
殆どの魚種をロックオンできる。

バラクーダ
小型ルアーでバラクーダ。様々な状況に即対応してくれた。

その中でもボクが気に入ったのはグリップの太さ。
ボクは一般成人男性に比べて手が小さい。
なので、長時間に渡りロッドアクションを続けてると、
マジで手が痺れるんだが、CANARIA68MLは握りやすく軽いので、
その症状が全く起こらない。

このロッドがリリースされて約1ヶ月。
ざっと釣れた魚種を洗ってみると、
バラマンディ、マングローブジャック、ナンヨウチヌ、チャイロマルハタ、
バラクーダ、アフリカンクララ、ナイルテラピア、ソウギョ、
カワアカメ、カワイワシ・・・多いな。

草魚
ソウギョを含め、全部ハードルアーですぞ。

1本でこれだけヤリ込める。
コンセプトに偽り無し。

その3、コストパフォーマンス。
税込みで3万円を切ってる。
乱立するロッドメーカーのそれと比べ1万円位安い。
いや、それ以上か。

これはFin-chの市場戦略のひとつだ。
大手メーカーなら自然と「規模の経済効果」が働き、
価格を下げる、もしくは利幅を上げることが可能。

だけど、Fin-chはそうじゃない。
生産から販売まで独自の経路を形成し、他社にない競争優位性を手に入れた。
よって、リテール価格を抑えつつ、良いマテリアルを使用できる。
デメリットは小売店に卸されない為、入手方法がネットのみって事か。

正直、欠点も書かないことには文章にリアリティーが持てないと思い、
粗探しをしたんだが、見つからない。
その位完成度の高いロッドだと言える。

最後に。
Fin-chのロッド開発に後続はあるのだろうか。
ボクがその立場なら凄いプレッシャーを抱えてる筈だ。
それはこのロッドと同等、もしくはそれ以上のモノを送り出す必要性を意味する。
だけど、きっとチャレンジしてくるだろう。
足りないピースを埋め尽くすまでネ。
posted by 村田貴紀 AD 17.10.01 | Comment(3) | アイテム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
すごく興味のあるロッドです!
以外にも、ガイドサイズが普通のバスロッドと変わり無いように感じるんですが、

PEライン使用時のリーダー結合部のガイド抜けはどうでしょうか?
Posted by ニシタク at 2017年11月19日 17:46
ニシタクさん
Fin-chにガイドについて問い合わせてみました。
ガイドのスペックをブログ記事に追加しましたので、
参考にして下さい。

ちなみに、ボクはFGノットでメインとリーダーを結束させてますので、このロッドでのガイド抜けにストレスを感じたことはないです。

また、ロックフィッシュで言うなら、
ボクはリーダーを3m位取ります。
結び目はリールの中です。
でも、気にはならないです。

で、このロッドでのロックフィッシュですが、
絶対的に相応しい訳ではないです。
ボクの場合、魚がいそうな沖のブレイクとの距離、
足場と海面との高さなどを考慮し、
他のロッドと使い分けます。
6.8ftはロックフィッシュロッドとしてはチョット短いと思います。
Posted by 村田貴紀 at 2017年11月19日 20:20
わざわざ問い合わせまでしていただいて、ありがとうございます!
お手数をおかけしましたm(__)m

ガイド抜けはあまり気にならないんですね!
リーダー3mとって、リールの中に入ってるというのも意外でした。。。
少しビックリしています!

ロックフィッシュ自体は、なかなかやる機会がなく、今回久しぶりに田舎に帰るので挑戦してみようかなという感じです。
少し長めだと、7.6ft MHのロッドがあるのですが、家族連れなので持っていくのがちょっとしんどいですね( TДT)

普段は、ナマズをメインにやっているんですが、シーバスや鯉にもちょっかいを出すので、自由度の高いロッドを探していました。


これ1本でなんでもできる(仮)

・ゴーエモーション664M + レボLT
・ホーネットスティンガー672MH + レボLT(もしくは、ブラックマックスなど)

と、いう感じで探っていて
今回のカナリア68MLは、パックロッドという点も含めて、ド・ストライクでした(笑)

お小遣い制なので、注ぎ込める額にも限りがあるので…(笑)
長々とすいませんでした💦
Posted by ニシタク at 2017年11月19日 22:54
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