またまたバラバラ掘り。
今日は住職さんとシノさん、
そして、シノさんの息子のタイキ君。
夏休みで、タイキ君がコッチに遊びに来てるんで、
シノさんは家族サービスやね。
先に来ていた住職さんは既に2桁あげてた。
好調を証明する様に、すぐさまロッドを曲げる。
住職さんに手を合わせ、お祈り。
釣果に恵まれますよ〜に。
まずはバイブレーションで手堅い1匹を狙うか。
しっかし、今日は暑いなぁ。
おっしゃ、ご利益を貰ったぜ。
マスター住職さんはタイキ君の指導。
シノさんはヒットしたら
タイキ君を呼んで、一緒にファイト。
カンペキな家族サービスです。
余談なんだけど、ボクの家族とシノさん家族って、
今年の3月まで深センの同じマンションだったんだよ。
その時は全然知らなくって、
この日、お互いが知ることに。
クソ暑いのに住職さんだけは釣る。
やっぱ、スゲェ〜な。
小さいルアーに逃げなくとも結果をだす。
こっちは当りすらないのに。
試しに小さいスピンテールを投げたら一撃でしたw
暑さで体力ゲージは真っ赤。
当りも少ないので、気力も急落下。
椅子に座ってバイブレーションをキャストしてタダ撒き。
ドカンとキタ奴はこの日一番の大物だった。
ダラダラと時間を潰し、4時になったんで、
トップウォーターで遊びましょ。
よっしゃ〜
このルアー、名前はなんだっけな?
5年位前に買って、要所要所で使っていたが、
お宝に恵まれなかったルアー。
やっと、日の目を見る事ができた。
コレ、バラマンディのトップ攻略では良いね。
アピールは強いし、移動距離も短い。
そんな時、ちょっとしたイベントが始まった。
ルアーポンドなんだけど、餌釣り軍団襲来。
この軍団、前回は3,000元(約48,000円)払い、決められた時間内で、
約250kgのバラマンディを釣り上げ、持ち帰ったらしい。
1kgを12元で買い取った事になる。
釣り堀オーナーの予想を上回る水揚げ量だったらしく、
今回は一旦断ったが、両者の再交渉の末、
4,000元(約64,000円)で、壮大な餌釣りが始まった。
彼らは組織的で、遠慮なく釣りまくった。
ルアーポンドで餌釣りされたら、入れ食いじゃん。
ノベ竿を3本を用意しているのだが、
1本が攻めている時は2本待機。
ヒットして、抜き上げた後、
間髪入れず、待機中の1本を攻めに回す。
同時に2本以上で攻めると料金が倍になるので、
2本以上では攻めないが、
3本のローテーションで、常に糸を垂らしてる。
ヒットしてからもエグイ。
フッキングが決まったら、ロッドを立てて、
とにかく後方に下がる。
仲間達がラインを掴み、引きずり上げる。
撒き餌、ハリ外し、取り込みなどの担当業務を
各々がキッチリこなして、釣りまくる。
気持ち的には苦笑いなんだが、
中国らしい面白いネタに会えたんで、ヨシって感じかな。
6時を過ぎた頃から、トップに出まくる様になった。
トップなら、ナニを投げても釣れそう。
なので、この機会に未釣果ルアーを。
トップでデカイのも釣れた。
住職さんのロッドでサイズを測ってみたら、
80にチョッと足りない位だった。
タイキ君は苦戦してた。
まだ、自分のロッドで釣れてないんだ。
でもね、凄い集中力なんだよ。
長時間、ずっと頑張ってる。
ここのバラ掘りのセオリーは底なんだけど、
今ならトップで出るかも。
しかし、ボクも住職さんのタックルには
ロッド操作が必要なペンシルやポッパーばかり。
いや、ひとつだけクロール系があった。
「タイキ君、コレを使いな。」
軽いし、アピールも弱いけど、イケる筈だ。
少しでも目を離すと、見失うほど弱い存在だが、
ドッカーン!
どや、バラマンディのパワーは?
ルアーが小さく、軽いので、飲まれてる可能性がある。
歯ズレのラインブレイクが怖い。
落ち着いて欲しいが、
悠長にもできない。
もう一息だ。
オメデトウ!
お父さんの手を借りずに、バラマンディを仕留めたね。
近い距離でバイトしてきたから、ビックリしただろ?
アレは慣れた大人でも驚くよ。
この後も、同じルアーでバラマンディを釣り上げ、
2つのトロフィーを手にした。
タイキ君、今日はお疲れ様。
別れ際に聞いた「バイバイ」は
朝に聞いた「おはようございます」よりも
何倍も力強く感じたよ。
また、遊ぼう。
だって、今日から君も仲間じゃないか。
posted by 村田貴紀 AD 16.07.24
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